2026.05.14
仕事理解を深める採用設計で若手人材を獲得。カジュアル面談から職場見学につなげ、4人の採用に成功
株式会社Kグランドサービス
-
業 種
運輸・物流
-
事業規模
501~1000人
転職博とRe就活を導入後、未経験者を含む20人以上とカジュアル面談を実施。そこから職場見学につながり、4人の採用に成功。
課題・ニーズ
専門学校からの採用が減少。若手人材を獲得したい
活用したサービス
Re就活・転職博
効果
未経験者4人採用
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は関西国際空港の開港に合わせて設立された、グランドハンドリング(地上支援業務)を専門とする企業です。2014年からは羽田空港にも進出し、関空と羽田の二拠点で事業を展開しています。「NO.1グランドハンドリング企業」を目指し、安全とスピードを要として、地上から最高のサービスを提供することを使命としています。
当社の業務は、チーム全体で1つのフライトを完成させていくことです。航空機の到着から出発までの限られた時間の中で、貨物の積み降ろし、給油、清掃、機体点検など、複数の専門スタッフが役割分担をしながら同時並行で作業を進めていきます。1日5~6便のフライトをこなしていくため、チームワークが不可欠な環境といえます。このような仕事だからこそ、当社では採用において、チームで円滑に業務を進めるためのコミュニケーション能力や人間力がある人材を重視しています。
これまで当社の採用活動は、グランドハンドリングの専門学校からの採用が中心でしたが、十分な人員を確保できない状況が続いていました。そこで約5年前から、大学生や高校生にも採用の門戸を広げる方針へと転換しました。
その際、グランドハンドリングという職種そのものの認知度が低く、応募者の母集団を十分に形成することが難しいという課題もありました。さらに定年退職を迎える従業員が増え始めたことで、世代交代を進めるためにも若年層や第二新卒層の採用強化が急務でした。
そうした中で学情の営業担当から提案を受け、20代の若手人材に特化したサービスである点が当社のニーズと一致したことから、まずは新卒採用での利用を開始したのがRe就活です。その後、キャリア(経験者)採用にも活用の幅を広げ、若手人材の獲得に向けて本格的に取り組みを進めています。

課題の解決に向けた取り組み
①カジュアル面談を導入し、職場見学へつなげる
学情の営業担当から提案を受け、カジュアル面談を導入しました。それまでは従来型のかしこまった面接のみを実施していましたが、選考の最初のステップとしてカジュアル面談を取り入れ、フランクな面談を実施することにしました。
カジュアル面談では、求職者の本質を見るためにリラックスできる雰囲気づくりを心がけました。世間話から入るなど、気負わずに話せる接し方を意識しています。グランドハンドリングは特殊な仕事のため、面談ではどのような資格が必要かといった質問が多くありました。資格については入社後に段階を経て取得できることを丁寧に説明し、求職者の不安を払拭するよう心がけています。
カジュアル面談を実施した求職者は20人以上に達し、その約半数が職場見学に訪れました。職場見学では作業者の視点で実際の現場を見てもらい、状況に応じて現場で働く社員と直接話ができる機会も設けるなど、リアルな職場の雰囲気を伝えることに注力しています。
こうした取り組みの結果、4人を採用することができました。全員が業界未経験者でしたが、チームで協力して業務を進めるために必要なコミュニケーション能力や人間力を備えた人材であり、現在も全員が活躍しています。
②転職博では作業現場を体感できるVRを活用
転職博には計3回出展しました。イベント当日は、空港の映像を持ち込んだほか、VRを活用して作業者目線で飛行機を間近で見られる映像を用意しました。グランドハンドリングは特殊な仕事であるため、求職者が具体的なイメージを持ちにくいという課題がありました。VRを通じて臨場感のある体験を提供することで、仕事の面白さを感じてもらおうと考えたのです。
VR体験は求職者からの反応も良く、職場見学へとつなげることができました。実際に転職博を通じて採用にもつながり、転職博が採用活動の入り口として効果があると実感しています。
実は当社は以前、他媒体の就職イベントに参加した経験がありました。しかしその際は、グランドハンドリングという職種の認知度の低さから参加者が少なく、イベント出展は効果が見込めないという印象を持っていました。ところが転職博では、同業他社も出展しており、想定以上に航空業界に興味を持った求職者が集まっていました。今では転職博は当社にとって採用活動における重要なチャネルの一つとなっています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について
他媒体とは違う、求職者に刺さる原稿と継続的なサポート
原稿作成においては、学情の営業担当が実際に空港まで足を運び、原稿に使用する写真をカメラマンとともに現場で撮影してくれました。業界を全く知らない求職者の目線で、当社とは異なる視点からアドバイスをもらいながら原稿を作成できました。他の採用媒体と比べても、学情の原稿は表現が工夫されており、求職者に刺さる原稿だと感じています。
学情の営業担当からの支援は原稿作成だけにとどまりません。カジュアル面談をはじめとする採用手法についても具体的な助言を数多くもらい、実際の採用活動に活かしています。連絡のペースも適切で、募集している時期には毎月、募集していない時期でも3か月に1回程度はコンタクトを取っており、業務の話だけでなく気軽に相談できる関係性を築いています。学情のサービスは若手人材を獲得したい企業には自信を持っておすすめできるサービスです。
業界事情を理解した提案で安心して相談できる
航空業界特有のイベントリスクについても十分に理解した上で、当社の事情を踏まえた提案をしてもらえる点に感謝しています。
航空業界では、感染症の流行や国際的な外交問題が発生すると、渡航制限や需要の減少により航空便数が大幅に減少します。便数が減れば地上支援業務に必要な人員も減るため、採用を停止せざるを得ないことがあります。学情の営業担当は、こうした業界事情を理解し、当社に寄り添った提案をしてくれるため、非常に頼もしいパートナーだと感じています。

今後の展望
航空業界は需要変動の影響を受けやすく、採用活動が不安定になりやすいという課題があります。コロナ禍では採用を停止した時期もあり、継続的に毎年一定数の人材を採用することが難しい状況が続いていました。一方で、需要が急回復することもあるため、その際には迅速に対応する必要があります。今後も状況に応じて対応するべく、新卒採用とキャリア(経験者)採用を継続的に実施していく方針です。
また、グランドハンドリング業務は、国が外国人材の受け入れを推進する「特定技能」の在留資格対象業種に指定されており、外国籍の方を正式に雇用できる制度が整備されています。当社でも外国籍の従業員が全体の約6分の1を占めるようになっており、外国籍の従業員の割合が今後さらに増えていく可能性も視野に入れています。日本人の若手人材の確保と並行して、多様な人材の受け入れを進めることも重要な課題です。
専門学校からの採用が減少する中、大学生や高校生からの採用を拡大していくとともに、カジュアル面談や職場見学といった対面でのコミュニケーションを重視した採用手法を継続し、当社に適した人材の獲得を目指していきます。学情との連携を深めながら、変化する採用環境に柔軟に対応していきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年2月)
-
会社名
株式会社Kグランドサービス
-
事業内容
航空機の地上支援業務
-
所在地
大阪府泉佐野市りんくう往来北2-21 りんくう国際物流センター4階
-
HP