
2027年卒採用活動の状況
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、最新の「内々定の獲得状況」についてインターネットアンケートを実施しました。
4月末時点の内々定率は72.7%と7割を超えましたが、前年同時期の74.9%よりは2.2ポイント低く、2カ月連続で前年を下回りました。インターンシップ等からの早期選考が一気に進んだ前年の反動に加え、先行き不透明な経済情勢もあってか、早期化の流れは一段落したようです。それでも2025年卒同時期よりは高く、引き続き高率を維持しています。文理別では、文系が70.1%でほぼ前年並みだったのに対し、理系は77.8%で8割を超えた前年より5.2ポイント低い値に。前月まで二桁あった文理の差は7.7ポイントに縮まりました。注目は、就職活動率が前月比-8.1ポイントの59.1%で、前年同時期より8.0ポイントも高いことです。前年はほぼ半数に落ち込んでいましたが、今年は6割が活動中。中でも、理系の活動率は5割を下回りましたが、前年同時期より15.0ポイントも高く、内々定を得ても就活を続ける学生が多いのが今年の特徴です。
TOPICS
4月末時点の内々定率72.7%、引き続き高率維持
文系は前年並み70.1%、理系伸び悩み77.8% 文理の差縮まる
文系の就職活動率65.6%、理系は45.9%と前年比大幅増
4月末時点の内々定率72.7%、引き続き高率維持

2027年卒学生の5月度の内々定率(4月末時点)は前月比+6.7ポイントの72.7%。3月1日の採用広報解禁から2カ月で7割超の高率となりました。ただ、前年同時期よりは2.2ポイント低い値で、前年を下回るのは2カ月連続です。それでも、前々年2025年卒同時期の70.1%よりは高く、引き続き高率を維持しています。

文系は前年並み70.1%、理系伸び悩み77.8% 文理の差縮まる

文理別でみると、文系は前月比+8.1ポイントの70.1%で、前年同時期より0.7ポイント低い値でした。前年を下回るのは1月末時点から4カ月連続ですが、今回はほぼ前年並みとなりました。一方、理系は前月比+3.6ポイントと伸び悩んで77.8%。前年同時期を5.2ポイント下回りました。理系が前年を下回るのは2カ月連続で、伸び率に急ブレーキがかかった前月の流れが続いています。前月まで二桁あった文理の差は7.7ポイントに縮まりました。

文系の活動率65.6%、理系は45.9%と前年比大幅増

「就職活動をしている」学生は、前月比-8.1ポイントの59.1%で6割を割りましたが、前年同時期よりは8.0ポイント高くなりました。「内々定を獲得し就活を終了」した学生は前月比+5.5ポイントの37.4%でした。文理別の活動率は、文系が前月比-6.7ポイントの65.6%、理系は同-11.1ポイントで45.9%。理系は5割を下回りましたが、前年同月より15.0ポイントも高いのが目立ちます。内々定率83.0%で就職活動率が30.9%だった前年同時期と比べると、内々定を得ても就活を続ける学生が多いことがわかります。

調査概要
調査期間
2026年4月23日~ 2026年4月30日
調査機関
株式会社学情
調査対象
2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
有効回答数
418件
調査方法
インターネットによるアンケート
注意事項
レポート内の各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式の回答の合計が100.0%とならない場合があります。
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