
人材紹介は、採用要件に適した人材をエージェントに紹介してもらうサービスです。本記事では、主要な人材紹介会社の比較に加え、プロが実践する選定の3ステップや、20代・30代それぞれの採用課題を突破する具体的な解決策を解説します。
「人材紹介に依頼しても、求める人材が紹介されない」「紹介数は多いが、自社の社風に合わない」といった悩みは、多くの採用担当者が直面する課題です。こうした採用のミスマッチは、人材紹介会社の知名度だけでサービスを選定していることや、自社の採用課題を正しく特定できていないことに起因します。
本記事では、主要な人材紹介会社の比較に加え、プロが実践する選定の3ステップや、20代・30代それぞれの採用課題を突破する具体的な解決策を解説します。
おすすめ人材紹介会社20選 比較表
人材紹介サービスは、採用活動の効率化と質の向上を実現する有効な手法です。しかし、人材紹介会社によって特徴や強みが多岐にわたるため、サービスの選定に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
まずは、主要な人材紹介会社の特徴を一覧でご紹介します。
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サービス名 |
分類 |
手数料 |
特徴 |
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特化型 |
成功報酬型 理論年収30% |
・20代採用に特化 ・20代採用専門アドバイザーが採用活動をサポート ・会員数280万人のRe就活と連携 ・ITエンジニア経験者の採用にも強い ・入社後の定着率93%(注1) |
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特化型 |
成功報酬型 (エージェントサービス利用の場合)掲載料+理論年収35% |
・20代後半〜30代の会員が9割超え ・年収500万〜600万円台の若手ハイキャリア人材が中心 ・ダイレクトリクルーティングサービスが基本だが、オプションでエージェントサービスを用意 |
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リクルートエージェント |
総合型 |
成功報酬型 非公開 |
・業界最大級の求人数 ・全業種・職種を幅広く網羅 ・全国主要都市に拠点を持ち、地方採用にも対応可能 |
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doda |
総合型 |
成功報酬型 理論年収35% |
・リクルートに次ぐ大手・総合型 ・スカウトサービスによるダイレクトアプローチが可能 ・転職サイトdodaと連携 |
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マイナビエージェント |
総合型 |
成功報酬型 非公開 |
・20代~30代採用に強い ・中小・ベンチャーの求人も豊富 ・地方のU・Iターン転職にも対応 |
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パソナキャリア |
総合型 |
成功報酬型 非公開 |
・管理部門や専門職の採用に強い ・女性の転職支援の実績が豊富 ・企業と求職者両方を担当(両面型) |
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type転職エージェント |
総合型 |
成功報酬型 理論年収35% |
・IT・Web・モノづくり系の採用に強い ・一都三県(首都圏)の求人が豊富 ・独自のネットワークや求人情報を保有 |
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ランスタッド |
総合型 |
成功報酬型 非公開 |
・世界的な人材サービス企業 ・製造業・IT系の採用に強い ・派遣、紹介予定派遣も行っている |
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エンエージェント |
総合型 |
成功報酬型 理論年収35% |
・IT・Web系求人が豊富 ・転職サイトのエン転職と連携 ・若手層・ポテンシャル採用にも対応 |
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Aidem Smart Agent |
総合型 |
成功報酬型 理論年収35% |
・若手から管理職まで幅広く対応 ・中堅・中小企業との取引実績が豊富 ・ベテランコンサルタントが多数在籍 |
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JACリクルートメント |
総合型 |
成功報酬型 理論年収35〜45% |
・ハイクラス・専門職の採用に強い ・外資系・グローバル求人が豊富 ・企業と求職者両方を担当(両面型) |
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LHH転職エージェント |
特化型 |
成功報酬型 非公開 |
・ハイクラス・管理職の採用に強い ・グローバル・外資系の採用に強い ・コンサルタントが企業と求職者両方を担当 |
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レバテックキャリア |
特化型 |
成功報酬型 非公開 |
・ITエンジニア特化のパイオニア ・Webクリエイター求人にも強い ・IT業界に関する技術理解度が高い |
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ギークリー |
特化型 |
成功報酬型 理論年収30% |
・IT・Web・ゲーム業界に特化 ・開発・専門職採用の実績が豊富 ・企業のカルチャーマッチを重視 |
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ワークポート |
特化型 |
成功報酬型 理論年収35% |
・IT・Web系の採用に強い ・未経験からITへの支援も積極的 ・幅広い職種も扱う半総合型の側面を持つ |
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MS-Japan |
特化型 |
成功報酬型 理論年収35% |
・管理部門(経理/人事/法務)に特化 ・公認会計士・税理士など士業に強い ・専門性の高いハイクラス求人が豊富 |
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エムスリーキャリア |
特化型 |
成功報酬型 理論年収25〜30% |
・医療専門職に特化 ・医療業界のネットワークが強固 ・医療業界の転職支援実績が豊富 |
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日経HR |
特化型 |
成功報酬型 非公開 |
・記者・編集者に特化 ・親会社が日本経済新聞社 ・専門分野の知見が深い |
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コトラ |
特化型 |
成功報酬型 理論年収35% |
・金融・コンサルに特化 ・IT・製造業にも高い専門性を持つ ・即戦力採用に強い |
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ハタラクティブ |
特化型 |
成功報酬型 非公開 |
・20代・未経験層に特化 ・正社員経験が少ない層を支援 ・未経験歓迎の求人が豊富 |
(注1)※株式会社学情調べ 計測期間:2023年1月~3月
「総合型」と「特化型」の特徴
人材紹介会社は、大きく「総合型」と「特化型」の2種類に分類されます。どちらを利用すべきかは、採用したい職種の専門性や、求める母集団の規模によって異なります。自社の採用要件に照らし合わせ、どちらのタイプがよりマッチするかを確認しましょう。
総合型:幅広い業界・職種を網羅
総合型とは、あらゆる業界や職種を取り扱う人材紹介会社のことです。
特化型と比べて保有している求人数が圧倒的に多く、「複数のポジションを同時に募集したい」「地方拠点の採用を強化したい」といったケースに適しています。
総合型のメリット・デメリットは次の通りです。
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メリット |
デメリット |
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・求職者数と求人情報が豊富 ・全ての職種・業種に対応可能 ・複数の職種を一括して依頼できる |
・専門性の高い人材採用には不向きな場合がある ・競合求人に埋もれやすい ・カルチャーマッチを図るのが難しい |
「リクルートエージェント」や「doda」などの大手企業がこれに該当します。
業界特化型:特定の業界・職種の採用に特化
業界特化型とは、特定の業界や職種に絞り込み、専門性が高いポジションの採用を支援する人材紹介会社のことです。
高い専門知識と独自のネットワークを強みとし、一般的な求人広告では接触が困難な優秀層にも効率的にアプローチすることができます。
業界特化型のメリット・デメリットは次の通りです。
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メリット |
デメリット |
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・専門性の高い人材と出会いやすい ・マッチング精度が高い ・潜在的な優秀層へアプローチできる |
・大量採用には向いていない ・特化分野以外の採用が難しい ・ハイクラス層の場合、年収に応じた採用コストが高まる可能性がある |
代表的なサービスには、ITエンジニア採用に特化した「レバテックキャリア」や、医療専門職のネットワークに強みを持つ「エムスリーキャリア」などがあります。
属性特化型:特定のキャリア層や条件を持つ人材の採用に特化
属性特化型とは、「20代・第二新卒」や「ハイクラス・経営層」「フリーランス」など、特定のキャリア層や属性に絞って採用を支援する人材紹介会社のことです。
求めるスキルや経験がマッチしやすいのはもちろん、価値観の近い層へアプローチできるため、カルチャーフィットする人材の獲得も期待できます。
属性特化型のメリット・デメリットは次の通りです。
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メリット |
デメリット |
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・特定のターゲット層へ効率的にアプローチできる ・異業種からのポテンシャル採用も狙える ・入社後の定着率向上が期待できる |
・複合的な採用ニーズに対応しにくい ・出会える人材の幅(属性)が限定される ・ハイクラス層の場合、年収に応じた採用コストが高まる可能性がある |
代表的なサービスには、第二新卒・20代採用に特化した「Re就活エージェント」や、若手ハイクラス層の採用に強い「Re就活30」などがあります。
人材紹介会社を選定する前の3ステップ

費用対効果の高い採用を実現するには、人材紹介会社を選ぶ前の「準備」が不可欠です。
自社の採用要件や課題、そしてコスト構造を明確に定義し、選定の軸を確立することで、最適な人材紹介会社を選びやすくなります。
ステップ1:「理論年収」を確定する
人材紹介会社を選定する前に、「理論年収」を確定させましょう。
紹介会社によって得意とするターゲット層(年収レンジ)は大きく異なります。理論年収を明確にすることで、自社の予算内に収まるかを確認できるだけでなく、最適なサービスを効率よく絞り込むことができます。
理論年収ごとの成果報酬額は次の通りです。
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理論年収 |
成功報酬額 ※手数料率30〜35%の場合 |
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300万円 |
90万〜105万円 |
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400万円 |
120万〜140万円 |
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500万円 |
150万〜175万円 |
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600万円 |
180万〜210万円 |
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700万円 |
210万〜245万円 |
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800万円 |
240万〜280万円 |
ステップ2:採用課題の「真の原因」を特定する
「とにかく早く採用したい」と焦るあまり、多くの人材紹介会社と手当たり次第に契約を結んでしまうケースも少なくありません。
しかし、自社の採用課題に合っていない紹介会社を選んでしまうと、紹介の質が上がらず、余計な内部コストや時間がかかってしまいます。自社に最適な人材会社を選定するには、採用できない「真の原因」を特定することが重要です。
直面しやすい採用課題は次の通りです。
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採用課題 |
必要な対策例 |
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応募数が少ない |
・登録者データベースが豊富な総合型の人材紹介サービスを活用する |
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専門性が不足している |
・業界特化型の人材紹介サービスを活用し、専門知識が豊富なアドバイザーからのサポートを受ける |
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狙っているターゲット層からの応募が少ない |
・属性特化型の人材紹介サービスを活用し、採用ターゲットに効率よくアプローチする |
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内定辞退が多い |
・アドバイザーと密に連携を取り、企業の魅力の伝え方やクロージングを強化する |
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採用コストが高い |
・未経験者や20代など、若手層を育成する方向も検討してみる |
ステップ3:具体的な採用目標を設定する
採用活動を成功させるためには、「期限」と「採用人数」を数値化しましょう。早期に目標を設定することで、採用の質とスピードをコントロールしながら採用活動を進められます。
たとえば、目標設定によって選ぶべき紹介会社のタイプも次のように明確になります。
- 短期間での大量採用:スピードと量を重視する総合型人材紹介会社
- マッチング重視:質と専門性を重視する特化型人材紹介会社
期限が迫るほど、採用の質を担保することは困難です。
採用目標を早めに提示することで、紹介会社側もリソースを優先的に割けるようになります。その結果、質の高い推薦が集まりやすくなり、採用成功の確率を最大化できます。
採用のプロが教える人材紹介会社の選び方

採用を成功させるには、自社の募集要件に合致する人材紹介会社を見極めることが重要です。
見極めを誤ると、採用基準を満たす人材を確保できないだけでなく、無駄な時間とコストを費やすリスクがあるため注意しましょう。
人材紹介会社ごとの特徴と強みを把握する
人材紹介会社は、「総合型」「業界特化型」「属性特化型」の3つに分類されますが、同じ類型であっても、得意とする領域や支援スタイルは各社で異なります。費用対効果の高い採用を実現するためには、各社の具体的な強みや特徴を把握することが大切です。
実際に、同じ若手層に特化した人材紹介会社であっても、次のような違いがあります。
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Re就活エージェント |
ハタラクティブ |
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強み |
キャリアアップ志向の20代、第二新卒に強い |
未経験、フリーター、既卒など、職歴に自信がない層に強い |
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採用ターゲット |
キャリアチェンジや専門性向上に関心がある20代全般 |
「正社員になりたい」という意欲が高い20代前半 |
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得意な求人 |
営業、事務に加え、ITエンジニア、企画職など、スキルアップが期待される職種 |
経験不問で人柄重視の求人 |
キャリアアドバイザーの能力を確認する
人材紹介会社を選定するうえで、会社名以上に重要なのがキャリアアドバイザーの能力です。
専門性の高いキャリアアドバイザーは、採用要件にあるスキルだけでなく、言語化しにくいカルチャーフィットまで見極めたうえで推薦を行います。そのため、ミスマッチが少なく、精度の高い採用が期待できます。
能力を把握する際は、次の4点を中心に比較検討してください。
各社とも自社の優位性をアピールしますが、対話を通じて「回答の具体性」や「提案の説得力」を確かめることで、実力の優劣は表れます。
- 業界・職種の理解度:具体的な技術トレンドや業界特有の専門用語への理解度
- 募集企業への理解度:企業の魅力や強みを把握し、求職者に提案できるか
- 候補者の見極め力:企業の採用基準や求める人物像を理解し、適切に見極められるか
- 企業側との連携:迅速かつ正確なコミュニケーションが取れるか
タレントプールの質と量を確認する
タレントプールとは、人材紹介会社が保有する人材データベースのことです。
タレントプールには、すぐに転職を考えている「アクティブな転職者」だけでなく、現在は他社で働いているが、将来的には転職の可能性がある「潜在的な候補者」も含まれています。
特に業界特化型や属性特化型の紹介会社にとって、タレントプールの専門性こそが最大の強みです。
自社の採用ターゲットと合致する人材が豊富なほど、採用成功の確率は高まります。
タレントプールの質と量を確認する際は、次のポイントをチェックしましょう。
- 採用基準に合致する候補者と、その活動状況
- 他の求人媒体では接触できない潜在的な優秀層へのアプローチ方法
- 過去の取引企業における書類選考通過率や内定承諾率などのデータ
選考に役立つ情報の提供力を確認する
質の高い人材紹介会社は、単に候補者を紹介するだけでなく、採用活動を成功に導くための「戦略的パートナー」としての役割も担っています。人材獲得競争が激化するなか、採用活動を成功させるにはトレンドに沿った戦略が不可欠です。
特に特化型の紹介会社は、その分野に精通しているため、最新の給与相場や競合の動向といった「生の情報」を数多く蓄積しています。こうした情報を自社に反映させることで、求職者のニーズを的確に捉えた、精度の高い採用戦略を構築できるでしょう。
たとえば、20代採用のパイオニアである株式会社学情は、若手採用に関する膨大なノウハウと実績を有しています。変化の激しい若手層の仕事観やキャリア観に基づいた、的確な支援を受けられるのが大きな強みです。
料金体系と契約上のリスクを確認する
多くの人材紹介会社は「完全成功報酬型」を採用しており、採用が決定するまで費用は発生しません。ただし、返金規定や支払い条件などの細かなルールは会社ごとに異なるため、契約前の事前確認が重要です。
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確認項目 |
詳細 |
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手数料率の妥当性 |
手数料率は妥当か |
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理論年収の定義 |
理論年収に基本給、残業代、賞与、各種手当などが含まれるか |
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手数料以外の費用 |
成功報酬以外に、求人掲載料、システム利用料、紹介手数料などが必要か |
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返金保証の内容 |
保証期間や退職した場合に返金される割合 |
人材紹介会社の選び方で失敗しやすい例

せっかく高い費用を払って人材紹介会社を利用しても、「期待していたレベルの候補者が集まらない」「入社してもすぐに離職してしまう」といった悩みを抱える企業は少なくありません。
こうしたミスマッチの多くは、自社の課題と紹介会社の強みが合致していないことに起因します。
採用を成功させるためには、失敗の共通点を知り、そのリスクを回避することが大切です。
人材紹介会社の知名度だけで選ぶ
「大手だから安心」「有名なら優秀な人材が多いはず」といった理由から、知名度の高い総合型エージェントを選びがちですが、そこには見落としがちな盲点があります。
まず、総合型は登録者数こそ膨大ですが、特定の業界経験や高度な専門スキルを持つ人材は、より深い知見を持つ「特化型エージェント」に集まっているケースが少なくありません。つまり、母集団の大きさが、必ずしも自社の求める層の厚さに直結するとは限らないのです。
さらに、大手では担当アドバイザーの専門性が担保されないリスクもあります。業界知識や採用ノウハウの浅い担当者が配置されてしまうと、自社の魅力や業務の専門性が候補者に正しく伝わらず、結果としてミスマッチを招く要因となります。
即戦力採用を期待してハイクラス特化型を選ぶ
中途採用では即戦力を期待するあまり、ハイクラス採用に特化した紹介会社を選びがちですが、必ずしもそれが最善とは限りません。
ハイクラス層は理論年収が高く、それに伴い紹介手数料も高額になります。そのため、自社の要件に対してスキルレベルが高すぎる人材を採用してしまうと、想定以上の人件費が発生し、採用コストの最適化を妨げる要因になりかねません。
また、どれほど優秀な実績を持つ人材であっても、自社の社風や業務プロセスに馴染めるとは限らないのが実情です。スキルや経験を重視しすぎるあまり、価値観のすり合わせ(カルチャーフィット)を疎かにすると、現場との摩擦が生じて早期退職につながる可能性があるため注意が必要です。
窓口を一本化するために大手総合型の人材紹介会社を選ぶ
採用管理の手間を省くために、大手総合型へ窓口を一本化する企業は少なくありません。
しかし、人材紹介会社にはそれぞれ得意領域があり、リソースの配分を「量とスピード」か、あるいは「質と専門性」のどちらかに特化させているケースが一般的です。そのため、ターゲットの異なる複数のポジションを一本化して依頼してしまうと、紹介会社の強みとニーズが合致せず、結果としていずれの採用も難航してしまうリスクがあります。
採用の成功率を高めるためには、管理の利便性だけでなく、募集職種や採用課題に応じて最適な会社を使い分ける「併用戦略」が効果的です。
第二新卒・20代採用の課題と対策

第二新卒や20代を中心とした若手層は、企業文化への順応性が高く、将来的な成長も期待できる非常に魅力的な人材です。一方で、せっかく採用しても「期待したほどのポテンシャルを発揮してもらえない」「入社後すぐに辞めてしまった」といった事態に陥ることもあります。
このような事態を未然に防ぐには、若手採用ならではの課題とリスクを正しく理解し、それに応じた対策を講じることが重要です。
ポテンシャルと即戦力のギャップ
第二新卒や20代の若手層は、社会人経験が浅く、企業が期待する高度な専門スキルや深い業務経験が不足しているケースが多く見られます。また、前職の研修内容や職場環境によって、ビジネスマナーや「報連相」などの基礎スキルに個人差がある点も注意が必要です。
このようなギャップを防ぐには、20代・第二新卒採用に特化した人材紹介サービスを活用するのが効果的です。若手層の特性を熟知したプロの視点を通じて、スキルや定着性を事前に見極めることで、教育コストを抑えつつ、自社にフィットする若手人材を効率的に確保することができます。
早期離職リスクの高さ
若手採用を検討する際、「せっかく採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」という早期退職のリスクに、強い不安を感じている企業は少なくありません。
株式会社学情の調査によると、「転職先の企業で働きたい期間」として最も多かった回答は「不満がない限り、できるだけ長く(58.7%)」でした。つまり、マッチング精度の高い採用を実現できれば、早期退職のリスクを大幅に軽減できます。
ミスマッチを防ぐためには、単に「若手の登録数が多い」というだけでなく、自律的にキャリアを考えている層が集まるサービスを選ぶことが重要です。
たとえば、20代採用に特化した「Re就活エージェント」の場合、初めての転職に臨む若手層が中心ですが、自身の将来を見据えてキャリアを再構築しようとする意欲的な登録者が多い傾向にあります。こうしたサービスを活用することで、定着への懸念を解消しつつ、自社の将来を担うポテンシャル層を効率的に見出すことができます。
※参考:株式会社学情「8割が“企業選びの視点が変わった”と回答!20代転職希望者の最新志向を徹底解剖(2025年9月)」
採用競争の激化と情報収集の難しさ
企業の将来を担う「次世代リーダー」や「幹部候補」の確保に向けて、多くの企業がポテンシャル採用に注力しています。その結果、優秀な若手人材の争奪戦はかつてないほど激化しており、ターゲット層への接触自体が困難な状況です。
また、デジタルネイティブである20代は、転職活動においてSNSや口コミサイトの情報を重視する傾向があります。そのため、従来の採用媒体に掲載された情報だけでは、候補者の「真の動機」や「キャリアに対する本音」を掴みきることが難しく、選考における見極めの難易度も上がっています。
こうした課題を解決するためには、20代の採用市場を熟知したプロのアドバイザーの力が欠かせません。若手層特有の動向や価値観を捉えた専門的な視点を取り入れることで、自社の魅力が最も伝わるアプローチができます。
「Re就活エージェント」が20代・若手採用に強い理由
第二新卒・20代採用に特化した「Re就活エージェント」ですが、単に若手層の登録者数が多いだけではありません。
ここでは、同サービスがなぜ多くの企業から選ばれ、高い実績を上げ続けているのか。その具体的な理由について詳しく解説します。
圧倒的な「20代」の母集団とリーチ力
「Re就活エージェント」は、会員数280万人を超える20代向け転職サイト「Re就活」と連携しています。
これにより、他の総合型エージェントでは接触しにくい、「転職活動を始めたばかりの層」や「初めて転職をする層」に効率よくリーチできるのが特徴です。実際に「Re就活」の会員の75.2%がはじめて転職を検討している方々です。
潜在的な意欲の高い若手層に幅広くアプローチできるため、企業が求めるポテンシャルを持った人材に出会える確率が高まります。
20代のトレンドを熟知した高い見極め精度
「Re就活エージェント」のキャリアアドバイザーは、20代の最新の仕事観や転職理由のトレンドを深く熟知しています。
面談では、求職者の「なぜ転職したいのか」「入社後に何を達成したいのか」といった真の志向性をプロの視点で深掘り。単なる条件のマッチングに留まらず、候補者の本音を引き出したうえで、企業の社風や教育環境に最もフィットする人材を厳選して紹介できる点が特徴です。
この精度の高い見極めがあるからこそ、採用後のスムーズな戦力化はもちろん、ミスマッチによる早期離職を未然に防ぎ、高い定着率の実現を可能にします。
初めて若手採用を行う企業への「ノウハウ提供」
20代採用のパイオニアである株式会社学情は、長年「Re就活」を通じて数多くの企業の採用を成功に導いてきました。
そこで蓄積された膨大なノウハウや成功事例に基づき、若手採用に初めて挑戦する企業や、採用基準が定まっていない企業に対しても、最適な評価基準の策定や面接手法のアドバイスを行います。そのため、自社にノウハウがない状態からでも、プロの知見を借りることで、若手層を見極める選考体制を構築できます。
30代・即戦力採用の課題と対策

30代は企業の即戦力として最もニーズが高い層です。しかし、この層は現職でも中核を担っていることが多く、若手層以上に転職市場へ出回る人数が限られています。多くの企業が激しい争奪戦を繰り広げるなかで、自社が求める「即戦力」を確実に確保するには、20代採用とは異なる戦略が必要です。
30代・即戦力採用の課題とその対策について解説します。
即戦力となる人材との出会いが少ない
事業の核となる即戦力人材は、あらゆる企業が求めています。そのため、優秀な実績を持つ経験者層は、各社のスカウトが集中し、採用競争率は非常に高い状態が続いています。
また、優秀な人材ほど現職でも重用されているため、自ら求人サイトに登録して熱心に活動する「アクティブ層」として市場に出てくることは稀です。彼らの多くは、良い縁があれば検討するという「潜在層」にとどまっており、従来の一般公募やWeb媒体だけでは接触することすら難しいでしょう。
こうした優秀層へアプローチするには、公には出回らない非公開求人を扱い、候補者一人ひとりと深い接点を持つエージェントの活用が効果的です。
年収のミスマッチが辞退につながる
株式会社学情の調査によると、20代後半〜30代は転職において「キャリアアップ」の希望者がやや多い傾向にあります。さらに、キャリアアップを通じて実現したいことは「給与・年収アップ(70.9%)」が最多でした。即戦力採用を成功させるには、適切な年収提示が非常に重要です。
企業側の提示額と候補者の希望に乖離が生じれば、母集団形成が滞るだけでなく、選考終盤での内定辞退を招き、多大な採用コストと時間を無駄にしてしまうリスクがあります。こうした事態を防ぐには、人材紹介会社を通じて候補者の希望年収と譲れない条件を明確に把握し、市場相場に合わせた柔軟なアプローチが必要です。
※参考:株式会社学情「30代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査(転職で実現したいこと 2025年3月版」
カルチャーフィットの見極めが難しい
即戦力として期待される30代は、これまでのキャリアを通じて自身の業務スタイルや仕事観が確立されています。そのため、スキル面で要件を満たしていても、企業独自の文化や意思決定のスピード感に馴染めず、パフォーマンスを発揮できないケースが少なくありません。
マッチング精度の高い採用を実現するには、スキルや実績の確認にとどまらず、カルチャーフィットを丁寧に見極めることが重要です。
「Re就活エージェント」には、30代・即戦力採用に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しています。候補者のパーソナリティやキャリア志向を深く理解したうえで、自社の社風にマッチする人材を厳選して紹介を受けることができるため、精度の高いマッチングが期待できます。
「Re就活30」が30代・即戦力採用に強い理由
30代の即戦力人材は、多くの企業が獲得に動いているため、従来の採用手法では接触することさえ難しくなっています。
「Re就活30」は、こうした激しい採用競争を勝ち抜くために設計されたサービスです。単なるスキルマッチングに留まらない独自の強みについて、詳しく解説いたします。
圧倒的な「30代」の母集団とリーチ力
30代・即戦力採用に特化した「Re就活30」は、会員の90.4%が28〜35歳となっており、即戦力層が中心の媒体です。
転職希望者が登録しているWeb履歴書の職務経歴や自己PRをもとに、企業が直接ヘッドハンティング(スカウト)を送ることができます。ターゲットを絞り込んで直接アプローチできるため、自社が求める「有効母集団」を確実に形成することが可能です。
また、一通一通、候補者に合わせた特別感のあるメッセージを送ることで、応募やカジュアル面談の予約を促します。こうした丁寧なコミュニケーションを積み重ねることにより、高いオファー承諾率を実現できます。
最適な求職者を紹介するエージェントサービスを用意
「Re就活30」では、メディアへの求人掲載に加えて、企業の採用工数を大幅に削減できる人材紹介サービスをオプションで用意しています。
専門のコンサルタントが採用要件の定義から求人票の作成までをサポートし、数ある登録者のなかから自社にぴったりの求職者を厳選して提案します。そのため、企業側で候補者を探し出す手間をかけることなく、精度の高い母集団形成が可能です。
さらに、面接日程の調整や合否連絡といった選考プロセスの代行はもちろん、内定後の年収交渉や入社日の調整まで、入社に至るまでの全工程をバックアップします。
即戦力採用を目指す企業への「ノウハウ提供」
「Re就活30」では、ミドル層や即戦力採用に精通した専任の担当者が、企業の採用活動を強力にバックアップします。
単にシステムを提供するだけでなく、採用要件に合わせたアプローチ方法の提案から、候補者の心に響く「スカウトメールの添削」、市場動向を踏まえた「採用戦略の立案」まで、一貫してサポート。
こうした手厚い支援体制を整えているため、ダイレクトリクルーティングを初めて導入する企業はもちろん、これまでの手法で思うように成果が出なかった企業でも、安心して採用活動を進めることが可能です。
20代・若手採用も、30代・即戦力採用も「学情」へおまかせ!
これからの企業の持続的な成長には、次世代を担う20代の若手層と、即戦力として現場を牽引する30代ミドル層の両方が欠かせません。しかし、価値観の多様化や激しい採用競争のなかで、自社に最適な人材を獲得するのは非常に難しくなっています。
「Re就活」および「Re就活30」は、圧倒的な会員ボリュームと精度の高いマッチング機能、そして長年の支援で培った専門ノウハウを掛け合わせることで、企業の採用課題を根本から解決します。
若手・中堅層の採用に課題を感じている方は、ぜひ一度、株式会社学情へご相談ください。採用要件に合わせた最適なプランの提案から、具体的な成功事例の紹介まで、幅広くサポートいたします。

就職・転職・採用を筆頭に、調査データ、コラムをはじめとした担当者の「知りたい」「わからない」にお応えする、株式会社学情が運営するオウンドメディアです。