株式会社スズキマリン
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業 種
商社
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事業規模
51~100人
新卒採用を中心に採用活動を行っていたが、期待するような母集団を形成できず悩みを抱えていた。新卒補填のために他媒体で中途採用の募集をするも、求める年代とのアンマッチが発生。CMをきっかけに若手求職者に強い学情の存在を知り、導入を決意。予想を上回る16人の応募があり、2025年4月入社で1人の第二新卒を採用した。
課題・ニーズ
20〜30代前半の若手人材を集めたいが、40代以上の応募が多い
活用したサービス
Re就活
効果
2025年度は第二新卒1人が入社
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社はスズキ株式会社の子会社として、スズキが開発・製造する「船外機」や、プレジャーボート、関連用品の販売を行っています。スズキグループ共通の「お客様の立場になって」というモットーのもと、マリンレジャーを通じてお客様に豊かな時間を提供する企業です。
これまでの採用活動は、基本的に新卒採用が中心でした。欠員が出た際や増員が必要な場合に臨時的に中途採用を行うこともありましたが、組織の高齢化が進む中で、中途採用においても次世代を担う若手人材の確保が求められるようになってきていました。
しかし、以前利用していた他社の中途採用媒体では、応募者の多くが40代以上のベテラン層であり、当社が求めていた20〜30代前半の層とはマッチしないという課題がありました。
そこで、注目したのが学情のサービスです。「20代が選ぶ20代向け転職サイトNo.1」というテレビCMを見て学情の存在を知りました。ターゲットを若手に絞り込んだ媒体であれば効果が出るのではないかと期待し、2024年にRe就活の導入を決めました。

課題の解決に向けての取り組み
①「速攻」レスポンスと明るい対応で、求職者の心を掴む
採用活動において重視していたのは、応募や問い合わせに対して「速攻で返す」ことです。「その日のうちに」といった悠長な考えではなく、通知に気づいたらその瞬間に返信する勢いでスピード感を徹底しました。
若手人材、特に初めて転職活動をする第二新卒の方は、連絡が来るまでの待ち時間に不安を感じやすいものです。だからこそ、企業からのアクションを最速で行うことで、不安を払拭し、「自分は大切にされている」「歓迎されている」という安心感を持ってもらえるのではないかと考えました。
週末やどうしても手が離せないときを除いて、可能な限り間を空けずにレスポンスを返し続けることで、求職者の熱量を高い状態で維持することに努めました。
また、選考のハードルを下げるために導入した「カジュアル面談」でも、意識したのは求職者に安心感を持ってもらうことです。面談の案内文はできる限り堅苦しい表現を避け、親しみやすいトーンに変更しました。
実際の面談でも、採用担当者が明るく振る舞い、求職者がリラックスして話せる雰囲気づくりを心がけています。
②マニュアルどおりの面接はしない。「自分の軸」を見極める対話術
面談や面接の場では、スキルや経験の確認以上に、その人の「人間性」や「考え方の軸」を深く知ることに重きを置いています。当社の営業所は少数精鋭で運営しており、指示を待つのではなく、自ら動く姿勢が求められます。
そのため、面接においても、あらかじめ用意した質問事項を順番に聞くようなマニュアルどおりの進め方は実施しません。リラックスした雰囲気の中で、その場の会話の流れに合わせてアドリブで質問を投げかけるようにしています。
必ず尋ねるようにしていることが、「働くうえで一番大切にしたいことは何か」という問いです。この質問への回答や、そこから派生する会話を通じて、発言に一貫性があるか、自分の言葉で語れているかを見極めています。
取り繕った言葉ではなく、本音の対話から見えてくる「その人らしさ」こそが、当社で活躍できるかどうかの重要な判断基準になっています。
また、採用担当者として「選考を受けるかどうかに関わらず、あなたの味方である」というスタンスを貫いています。面接の前には必ず職場見学の機会を設け、先輩社員や拠点長と直接話す場を作りました。
包み隠さず会社の雰囲気や働いている人を見てもらうことで、入社後のイメージギャップをなくすとともに、当社の親しみやすい社風を肌で感じてもらうことができたと実感しています。
③「体育会系」へのアプローチが奏功し、質の高い母集団を形成
ターゲット人材にピンポイントでアプローチするために「ヘッドハンティング機能」も積極的に活用しました。当社の営業職は、販売店などの経営者様と接する機会が多く、また商品はボートや船外機といったアウトドア製品であるため、屋外での業務も発生します。
お客様からの厳しいご意見に向き合う場面もありますし、暑さ寒さの中で活動する体力も必要です。そのため、礼儀礼節が身についており、かつ精神的・体力的なタフさが期待できる、いわゆる「体育会系」の経験を持つ人材に狙いを定めてオファーを送信しました。
その結果、2024年の募集では16人の応募があり、そのうち5人は面接まで進みました。他の媒体でも並行して同じ条件で募集を出しましたが、Re就活では、当社が求めていた20〜30代前半でガッツのある人材からの反応が良く、面接への移行率も高い結果となりました。
最終的に1人の採用が決まり、採用単価の面でも社内から高い評価を得ています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について
今回、Re就活を利用して特に印象的だったのが、学情の営業担当のサポートの手厚さです。単に掲載枠を販売するだけでなく、「どうすれば採用が成功するか」を真剣に考え、並走してくれました。
こちらから相談する前に、「より良くするためには、ここを変えませんか?」などの改善案や掲載原稿の細かな修正など、効果を高めるための提案を頻繁にいただきました。採用担当者として孤独になりやすい業務の中で、成功に向けて共に動いてくれるパートナーの存在は非常に心強かったです。
また、学情のサービスを利用して実感したのは、Re就活に登録している人材の質の良さです。20代前半から半ばの、まだ何色にも染まっていない素直な求職者が多く、当社のカルチャーに馴染みやすい人材と出会えました。
一度社会に出ているからこそ、働くことへの真剣さと、新卒のような柔軟性を併せ持っており、スムーズに組織に溶け込んでくれています。
システム面も直感的で使いやすく、ストレスなく選考管理を行えました。煩雑な事務作業に時間を取られることなく、応募者一人ひとりと向き合う時間を十分に確保できたのは、この使い勝手の良さがあったからこそです。
本来注力すべき「人」対「人」のコミュニケーションに集中できる環境が整っていたことは、採用担当者が一人しかいない当社にとって、採用成功に至った大きな要因でした。

今後の展望
2024年の採用活動を通じて、ターゲットを絞ったアプローチの有効性を実感しました。スズキの子会社という安定基盤は大きな魅力ですが、まずは求職者に当社を見つけてもらうことが最初のハードルです。
今後は、より多くの求職者に当社の存在を知ってもらい、母集団を形成していくことを課題として採用活動を進めていきます。Re就活のような若手に強い媒体を活用しながら、いかにして露出を増やし、認知度を高めていくか、試行錯誤を続けながら、次世代を担う人材との出会いを創出していきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2025年11月)
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会社名
株式会社スズキマリン
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事業内容
マリン事業、産業機器事業
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所在地
静岡県浜松市中央区高塚町300番地
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HP