
2027年卒採用活動の状況
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、最新の「内々定の獲得状況」についてインターネットアンケートを実施しました。
2027年卒採用の7月末時点の内々定率は84.8%。前月比+2.5ポイントですが、前年同時期の87.8%より低く、前年割れは5カ月連続です。同時期の調査で85%を下回ったのは4年ぶり。今季はインターンシップ等からの早期選考で2月末時点までは過去最高値が続きましたが、3月末から前年を下回り、早期に内々定を得る層と春以降に動き出した層の「二極化」が進んでいます。文系は前月比微増の80.9%で、前年同時期を3.8ポイント下回りました。理系は前月比+4.4ポイントの92.7%ですが、前年同時期よりは1.2ポイント低い値に。文系の伸び悩みが目立ちます。就職活動率は前月比-8.6ポイントの27.9%まで下がりましたが、前年同時期よりは3.5ポイント高い値です。就活を終えた学生は7割に達しましたが、前年を4.1ポイント下回りました。文理別の活動率は、理系が2割を切り前年同時期を下回った一方、文系は前月より10ポイント以上減ったものの、前年同時期よりは6.0ポイントも高い32.6%で、なお3人に1人が活動を続けています。
TOPICS
「早期に内々定を得る層」と「春以降に動き出した層」の二極化進む
文系の内々定率80.9%、理系92.7% 就職活動率は文系32.6%、理系18.3%と差が開く
文系の就職活動率は32.6%と前年より6.0もポイント高く、理系は18.3%で前年下回る
「早期に内々定を得る層」と「春以降に動き出した層」の二極化進む

2027年卒学生の8月度の内々定率(7月末時点)は前月比+2.5ポイントの84.8%まで伸びましたが、前年同時期を5カ月連続で下回りました。同時期では、2024年卒採用の調査から3年にわたって85%を上回ってきましたが、今回は2023年卒採用の81.0%に次ぐ低い値となりました。今季はインターンシップ等からの早期選考で2月末時点までは過去最高値が続きましたが、3月末から前年を下回り、「早期に内々定を得る層」と「春以降に動き出した層」の二極化が進んでいる様子がうかがえます。売り手市場が続いてきましたが、企業が春以降はやや慎重な姿勢に転じた可能性もあります。

文系の内々定率80.9%、理系92.7% 就職活動率は文系32.6%、理系18.3%と差が開く

文理別でみると、文系が前月比+1.5ポイントの微増で80.9%。8割には達したものの、前年同時期を3.8ポイント下回りました。理系は前月比+4.4ポイントの92.7%で9割を超えましたが、前年同時期よりは1.2ポイント低い値に。文理ともに前年割れですが、前年9.2ポイントだった文理の差が11.8ポイントに開きました。

文系の就職活動率は32.6%と前年より6.0もポイント高く、理系は18.3%で前年下回る

「就職活動をしている」学生は前月比-8.6ポイントの27.9%に下がりましたが、前年同時期を3.5ポイント上回りました。就活を終えた学生は前月比+9.4ポイントで7割に達しましたが、前年より4.1ポイント低い値です。
文理別では、文系は前月より10ポイント以上減ったものの前年同時期よりは6.0ポイントも高い32.6%で、なお3人に1人が活動を続けています。内々定獲得後も比較検討を続ける学生が多くいるようです。これに対し、理系は18.3%と2割を切り、前年も下回りました。内々定率は前年をやや下回る一方、就職活動率も低く、獲得した内々定先から就職先を早期に絞り込んだ学生が多い可能性があります。全体の内々定率84.8%をみると就活は終盤戦の様相ですが、文理の活動率は14.3ポイントと大きく開いており、就職先決定についてはそれぞれの特徴がみえてきます。
「内々定を獲得し就活を終了」した学生は、前月比+9.4ポイントで70.0%でした。

調査概要
調査期間
2026年7月24日~ 2026年7月31日
調査機関
株式会社学情
調査対象
2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
有効回答数
182件
調査方法
インターネットによるアンケート
注意事項
レポート内の各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式の回答の合計が100.0%とならない場合があります。
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