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2025.09.22

小杉造園株式会社様|熱意あるアプローチメールで次世代を担う20代を採用

建設・不動産

20代採用・通年採用

Re就活

小杉造園株式会社様|熱意あるアプローチメールで次世代を担う20代を採用
小杉造園株式会社

小杉造園株式会社

  • 業  種

    建設・不動産

  • 事業規模

    51~100人

熱意あるアプローチで20代設計職を採用。第二新卒採用をきっかけに社内環境をブラッシュアップし、社員の成長と結束を促進。

  • 課題・ニーズ

    次世代育成のため若手人材を採用したい

  • 活用したサービス

    Re就活

  • 効果

    設計職で20代の人材を獲得

当初抱えていた課題・ニーズについて

「緑」を扱う造園業を営む当社は、植栽に特化していることが特徴です。

現在、会社全体の売上は年間15億円ほど。同規模の売上を持つ他社の多くは、公共事業を中心とした土木分野で事業を展開していますが、植栽関連主体でこの売上の会社は珍しく、他社にはない当社の特徴だと思います。

 

当社のビジョンは、「私たちの技術は、お客様の笑顔と満足のために」であり、緑を使ってどのような社会貢献ができるかに向き合い、業務に取り組んでいます。

公園や街中で植物を目にすると癒しや安らぎを得られたり、植物が出すフィトンチッドという物質が喘息を和らげる可能性があったり、健康面にも良い影響が期待できます。

当社の植栽技術を活用し、インフラとしても人々の豊かな生活のために貢献していきたいです。

 

日本庭園は世界的に見てもブランド価値が高いものの、社会の高齢化や人口減に伴い、職人の数が減ってきています。数十年前まではどの職人にもできた技術が受け継がれず、貴重な技術になっている場合もあります。

今後、伝統的な技術を未来に継承していくことも、当社の役割のひとつだと考えています。

 

当社は現在80人ほどのメンバーを抱えていて、およそ半数が営業職に従事しています。次いで施工、設計などの職種です。

 

一時期、人手不足が深刻になったときにまとめてキャリア採用を行いましたが、その後は欠員補充型の採用体制をとっていたため、社員の高齢化が進み、平均年齢は40代後半に達しています。引退する方も出てきて、この状況が続くと事業の存続が危ういと懸念していました。

 

そこで近年は建設業界の経験者や有資格者のような、即戦力となる方に来ていただけないかと考え募集をかけ、他社の広告型サービスを利用していましたが、なかなか経験者を集めることができませんでした。

そのうち、人材紹介サービスなども経て今後は次世代の育成をしたいと考え、経験の有無にかかわらず、20代の若手人材を獲得する方向に採用活動をシフトしてきました。

応募増加と内定承諾のための工夫、そして第二新卒がもたらした変化

①掲載内容をブラッシュアップしマッチする人材からの応募増

まず、学情のRe就活では第二新卒をはじめとする若手が多く登録していると聞き、当社の今の採用活動にフィットすると考えました。

実は最初に学情という社名を聞いたときにはピンとこなかったのですが、Re就活のテレビCMを見たことがあったので、そこで社名とサービスが一致し、実績も媒体力もあるサービスなので利用を決めました。

私の場合は日々ほかの業務と並行しながら採用業務も行っているため、応募者の面接も確度の高い内容にしたかったので、Re就活のスカウト機能も魅力的に感じました。

 

掲載当初、工事事業として募集した際はニーズとあまりマッチせず応募が多くありませんでした。そこから学情の営業担当ともキャッチボールをしながら、掲載内容のブラッシュアップをはかり、徐々にマッチする方からの応募が増えるようになりました。

20代の応募者は、自分が将来何をやりたいかの理想像がはっきりしている方もいれば、そうでない方もいて、応募書類や面接を通して人となりを見極められたのがよかったです。

 

最終的には能力もやる気も非常に高い人と出会えました。他社の成果報酬型の人材紹介サービスと比較しても半額に近い費用で採用ができたため、コスト面でも満足しています。

今回は設計職で1人のみの採用でしたが、複数名採用できればよりコスト削減にもつながるので、さらに有効なサービスだと感じます。

②熱意あるアプローチで企業理念に共感してくれる人材を獲得

今回の採用活動では、書類選考自体はおよそ10人に応募いただき、カジュアル面談は2人、面接が1人、採用が1人という結果でした。

カジュアル面談に関しては、Re就活を利用する中で初めて知りました。右も左もわからないなか、営業担当からアドバイスをもらい、会社紹介と応募者の質疑応答を中心に実施しました。

 

今回採用した方は、バイタリティにあふれたアクティブな20代の女性で、人柄やキャリアの面でも非常に高く評価できる資質を備えていました。

カジュアル面談に進む段階で、「ぜひ対面でお話をしたい、会社を見てみたい」と申し出があり、対面で面接を実施しました。実際にお会いすると人柄も非常によく、ぜひ入社していただきたいと強く感じました。

 

やり取りをする際は、定型文ではなく自分の言葉でメールを書き、当社の「緑で社会貢献をしたい」という強い思いや、緑を扱うことのやりがい、会社の魅力などを熱意を持って伝えました。

結果的に、それが入社のきっかけになったと本人からも聞いています。

 

当社としては、可能であれば有資格者や造園の実務経験者、専門知識を持つ方にご応募いただけると非常にありがたいと考えています。

しかし、造園業界自体がそれほど規模の大きい業界ではないため、求める人材に出会える確率は非常に低いです。他の採用媒体で募集をかけてもヒットする人が10人いるかどうかです。

ましてや若手であれば、学校を卒業して数年で、最初から資格をもっている方がほぼいません。

 

だからこそ、若手の応募者には資格や経験よりも、緑が好き、人に喜んでもらいたい、社会貢献したいなど、やる気がある方に来ていただきたいと思っていました。

当社の思いを伝えて、それに共感できる人材に出会えたので、大きな成果を得られたと感じています。

③20代の社員同士が切磋琢磨する環境に

もともと当社には、過去1、2年で入社した20代社員が3人いたのですが、今回新たに1人入社したことで、同年代の社員にも良い影響を与えています。

今回採用した方は非常に積極性があり成長が早く、周りのメンバーも以前にも増して熱心に取り組むようになりました。

 

また、既存メンバーが先輩として仕事を教える際、自分の理解を深めるために仕事内容の振り返りを行うなど、切磋琢磨する雰囲気ができてお互いの刺激になっています。

プライベートでも同年代同士で相談をしたり飲みに行ったりとコミュニケーションを取っていて、結束が強まったと感じます。

 

また、若手人材を含めた社員がより働きやすくなるよう、社内労働環境の見直しも行っています。とくに残業をさせない意識が以前より一層強まりました。

管理職の人事評価内に、「部下に残業をさせない」という項目が盛り込まれ、定時で帰れるように仕事の配分をしたり、休み時間をきっちりとれるよう指導したりするように促しています。

学情のサービス・営業担当に対する評価について

①募集ポジションを変えながら媒体に適した訴求方法を提案

前述したように、採用活動を開始した当初は応募があまり来ませんでした。営業担当からアドバイスをもらいながら、募集する職種を変更したり、打ち出し方を変えて募集し直したりすることで、多くの応募が来るようになりました。

今回は掲載期間が短くスピード勝負だったので、営業担当に迅速に対応していただけたことも、成果につながったと考えています。

 

当社の場合は部署ごとに採用窓口を設けているため、通常業務と並行して採用活動を行っています。そのため、求人情報をアップしたらそのままで終わってしまうことも少なくありません。

学情の営業担当はフォロー体制も手厚く、求職者への訴求方法の提案や内容の相談にも乗ってくれるため、一人で採用業務を行っている身としては大変助けられました。

②第二新卒だからこそのキャリア観が魅力

Re就活に登録している第二新卒の方々は、社会人としての経験を経た上で、自分なりに何かを感じて、改めて自身のキャリアを考えている人が多いと感じます。

 

新卒でもなくキャリア採用でもないけれど、仕事に対しての信念や理想をもっている方、自社の理念に共感してくれる方に出会いたいと考える企業にとっては、第二新卒の方々と出会えるRe就活は非常にいいサービスだと思います。

 

業務との兼ね合いもありますが、これからは欠員が出てから補充するのではなく、定期的に採用活動を行い、当社とマッチする人材がいれば毎年一定数採用をしていきたいです。

優秀な方ほど大手の建築会社や待遇の良い会社を選ぶ傾向にあると感じるので、当社のような規模の会社を選んでもらうためにも、当社の大切にする「緑」を主軸にしながら、魅力的に感じる打ち出し方をしていきたいと思っています。

 

今後は即戦力として活躍できる、30代や40代前半の働き盛りの社員が増えれば、年代構成も均一になり社内のバランスもよくなると考えています。

現段階では、まず20代の方がシフトアップしていくことを待ちながら、定期的に若い人材を採用し、技術や知識が継承される環境をつくっていきたいです。

※記事内容は取材当時のものです(2025年7月)

小杉造園株式会社
  • 会社名

    小杉造園株式会社

  • 事業内容

    造園・土木・植栽工事に関するコンサルティング・設計・施工など

  • 所在地

    東京都世田谷区北沢1-7-5

  • HP

    https://kosugi-zohen.co.jp/