学情との取引はおよそ10年前、私の前任者が採用担当になった時からで、新卒採用に関するノウハウが乏しく、情報提供やサポート体制が充実した会社にお願いすべきと考えたのがきっかけでした。加えてもうひとつ、母集団の質に課題を感じておりました。当社は書店を経営していることもあり、学生間での認知度は高く、母集団の数を集めるということに関してあまり苦労はしておりませんでした。しかし、本が好きという動機だけでなく、会社のことや仕事のことをしっかり理解してくれている、経営・管理運営という視点で店舗のことを考えているなどの視点を持った学生からの応募を増やし、ミスマッチによる内定辞退を防ぎたいという思いがありました。この2点の課題を解決するため、特に後者に関してはナビサイトでの情報発信に頼るのではなく、合同企業セミナー等のイベントを通じて学生に直接発信していくことの必要性を強く感じたため、異なる規模のイベントを全国各地で開催している学情をパートナー企業として選びました。

私自身も3年ほど前に採用担当になり、ゼロから業務を覚えていくことになったのですが、学情の営業担当から採用活動に関する知識・ノウハウを教えてもらったり、他社での成功事例を参考に、弊社に役立つ情報を提供いただく等、期待以上の働きをしてもらっています。例えば「あさがくナビ」に関して、当初は管理画面の使い方が分からず、何から何まですべてを質問しながらやっていたのですが、そんな状態でもサポートスタッフの方が丁寧にわかりやすく教えてくれました。今なら分かりますが、採用担当がやりたいことを網羅している「あさがくナビ」は、「痒い所に手が届く」、本当によくできたナビサイトだと感心しています。
また学情では「就職博」や「就活サポートmeeting」といった規模感が異なるイベントを、就活序盤から終盤にかけて数多く開催していますが、こうしたサービスは他社にはなく、イベントでの学生とのコミュニケーションを重視している当社のニーズと合致しています。「あさがくナビ」で広く学生に周知し、認知度を上げていきながら、「就職博」「就活サポートmeeting」で学生と中身の濃い面談と行い、会社・仕事への理解度、志望度が高まった学生を集める、この2軸での母集団形成の戦略が功を奏し、母集団の質は毎年上がってきているように感じています。

「就職博」では毎回、有難いことにかなり多くの学生がブースを訪問してくれるのですが、多すぎるあまり、時として学生1人1人とのコミュニケーションの時間を十分に確保できないこともあり、こちらの伝えたいことがちゃんと伝わっているか、不安になることがあります。しかし「就活サポートmeeting」は学生と近い距離で話せて、より深いコミュニケーションを図ることができますし、学生からも大勢の前ではできないけれど、ここでなら質問しやすい、話しやすいという声をよく聞きます。そのためか、「就活サポートmeeting」からの選考移行率は他と比べて高いですし、「就職博」では学生ひとり一人の顔や特徴を覚えることは難しいですが、「就活サポートmeeting」で会った学生のことは強く印象に残っており、選考で顔を見たときにすぐに思い出すことができます。
以前は他社のサービスも併用して採用活動を行っていたのですが、5年ほど前から学情の企画のみで新卒採用を行っており、毎年5～10人ほど採用できています。また選考途中や内定後の辞退に関しても、学情から対策に関して提案があり、その数を減らすことができています。私たちと同じ目線で課題解決に取り組んでくれる頼もしいパートナーとして、今後も期待しています。

学情の営業担当は業界経験豊富なベテランで、まだキャリアの浅い私に対して細かい点までアドバイスをしてくれ、とても感謝しています。こうしたサポート体制がしっかりしている点が学情の強みだと思いますので、採用に関する知識やノウハウがない、とお困りの企業は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
また当社同様、B to C企業であるが故に、事業内容や仕事内容が見えにくい、伝えづらい、という企業にとって、学情の多彩なイベントは解決策のひとつになると思います。数ではなく質を重視した母集団形成、そして採用をお考えであれば、ぜひ学情の企画をおすすめします。