

2026年卒採用活動の状況
この度、株式会社学情では、2026年卒業・修了予定者対象に内々定率調査(2025年7月度)を実施いたしましたので、調査結果を発表いたします。
TOPICS
6月末時点の内々定率は85.0%。前年並みに落ち着く
文理別では、文系が伸びて81.7%、理系は91.7%で頭打ち
就職活動率は31.2%に。文系35.3%、理系は23.0%まで低下
6月末時点の内々定率は85.0%。前年並みに落ち着く

2026年卒学生の7月度の内々定率(6月末段階)は「85.0%」で、前月から+4.9ポイント伸び、就活ルール上の採用選考解禁日の6月1日を経て、わずかながら前年同時期の過去最高値を更新しました。今の就活スケジュールでの最高値を毎月更新してきた今シーズンの調査にあって、前月は初めて前年同時期を下回りましたが、ここに来て前年並みとなりました。

文理別では、文系が伸びて81.7%、理系は91.7%で頭打ち

文理別では、文系が前月比+7.3ポイントの「81.7%」と大きく伸びたのに対し、理系は前月と同じ「91.7%」で頭打ちの状況です。深刻な人材不足で人材獲得競争が激しい理系の内々定率はなお高いのですが、前月の調査で17.3ポイントに開いていた文理の差は10ポイントに縮まりました。

就職活動率は31.2%に。文系35.3%、理系は23.0%まで低下

“就職活動をしている”学生は、前月比-14.1ポイントの大幅減で「31.2%」となり、3人に1人を下回りました。“内々定を獲得し就活を終了”した学生は、同+13.9ポイントと一気に増えて「65.7%」に。文理別の就職活動率は、文系が「35.3%」、理系は「23.0%」にまで下がりました。理系学生の就活はすでに終盤戦の様相です。気になるのは、例年この時期は0~1%台にまで下がる“まだ就職活動をしていない”が、「3.1%」と高めなこと。今年特有の事情があるのか、注視したいところです。

調査概要
調査期間
2025年6月25日~ 2025年6月30日
調査機関
株式会社学情
調査対象
2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
有効回答数
293件
調査方法
インターネットでのアンケート調査
注意事項
各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%とならない場合あります。
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