◆就職活動(インターンシップを含む)を本格的に開始した時期は「3年生の6月」が22.6%で最多。
3年生の9月までに活動を始めた学生が全体の66.5%を占め、夏季インターンシップ参加が就職活動スタートのきっかけに。
◆プレエントリー~面接受験までの各社数はいずれも昨年同時期から微減している一方、内々定獲得に至っている学生の割合は増加しており、売り手市場が顕著に。
◆内々定を得た企業への入社意思は「入社を希望し、就職活動を終えた」(36.3%)が最多だが、昨年同時期比3.1ポイント減。一方で「他企業で内々定を得られなければ入社を検討する」が同7.2ポイント増の31.3%。入社意思が固まらないまま内々定獲得に至るケースも増えている。
◆インターンシップ参加企業を選んだ基準は、「入社したい企業である」(42.5%)や「インターンシップ参加により、その後の選考が有利になりそう」(36.5%)が昨年同時期をそれぞれ約5ポイント上回り、実利を求めて参加企業を選ぶ学生の割合が増加。
◆魅力を感じる企業について、「給与の高い企業」(51.7%)が昨年同時期を16.9ポイント上回り、伸びが目立つ。初任給を引き上げる企業の増加や、昨今の物価高の影響もあり、給与の高さに魅力を感じる学生が増加しているようだ。