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学情レポート【COMPASS】 2014.03
 『2015年卒 就職人気企業ランキング』

◆  JTBグループが2年ぶりの首位奪取!サービス業界の躍進が目立つ。
◆「業績」よりも「身近なビジネス」を重視する傾向へ。
◆  前年と比べ総合商社、金融業界はランクを落とす結果に。

2015年卒 就職人気ランキング

順位前年順位業界企業名ポイント
1 3 サービス JTBグループ 100.00
2 6 サービス オリエンタルランド 92.90
3 7 運輸 ANA(全日本空輸) 77.43
4 8 医薬品・化粧品・トイレタリー 資生堂 72.12
5 1 商社(総合) 伊藤忠商事 70.06
6 2 銀行 三菱東京UFJ銀行 65.80
7 41 運輸 JAL(日本航空) 57.40
8 36 運輸 JR東日本(東日本旅客鉄道) 57.28
9 17 サービス H.I.S.(エイチ・アイ・エス) 55.85
10 14 銀行 三井住友銀行 52.63
11 5 住宅 旭化成ホームズ 52.35
12 19 運輸 JR東海(東海旅客鉄道) 46.31
13 29 医薬品・化粧品・トイレタリー 花王 45.53
14 26 新聞・放送・広告 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 45.10
15 11 新聞・放送・広告 電通 44.63
16 4 商社(総合) 丸紅 44.12
17 40 新聞・放送・広告 NHK(日本放送協会) 42.80
18 16 サービス ソニーミュージックグループ 39.83
19 18 銀行 みずほフィナンシャルグループ 38.88
20 43 サービス Plan・Do・See 36.31
21 63 新聞・放送・広告 フジテレビジョン 35.86
22 9 銀行 ゆうちょ銀行 35.77
23 33 住宅 住友林業 35.55
24 91 サービス 近畿日本ツーリスト 35.39
25 15 食品 味の素 35.15
26 28 専門店 ニトリ 34.88
27 49 商社(総合) 三井物産 34.67
28 32 印刷・出版 集英社 34.23
29 39 印刷・出版 角川書店 34.08
30 30 食品 明治グループ(明治/Meiji Seikaファルマ) 33.78
31 27 印刷・出版 講談社 33.63
32 25 食品 サントリーホールディングス 33.53
33 21 保険 東京海上日動火災保険 32.06
34 13 商社(総合) 三菱商事 31.57
35 47 住宅 積水ハウス 30.39
36 12 食品 カゴメ 30.21
37 45 食品 ロッテ 29.60
38 23 銀行 三菱UFJ信託銀行 28.92
39 31 教育 ベネッセコーポレーション 28.56
40 56 運輸 JR西日本(西日本旅客鉄道) 28.39
41 50 サービス ぴあ 27.91
42 22 印刷・出版 大日本印刷 27.89
43 10 商社(総合) 住友商事 27.76
44 60 食品 アサヒ飲料 26.21
45 67 食品 キリン 26.04
46 58 運輸 東京メトロ(東京地下鉄) 25.93
47 20 印刷・出版 凸版印刷 25.88
48 61 食品 森永乳業 25.45
49 59 新聞・放送・広告 日本テレビ放送網 25.43
50 64 繊維・アパレル ワコール 25.39

調査概要

■調査対象 2015年3月卒業・修了予定の全国大学3年生、大学院1年生
■調査方法 (1)弊社主催合同企業セミナー『スーパービジネスフォーラム』(東京、名古屋、滋賀、京都、大阪、福岡会場)ほか、12月開催就職イベント来場学生へのアンケート調査及び回収。(2)朝日学情ナビ登録学生へE-MAILにて告知。WEB上の入力フォームによる回収。
■調査期間 (1)2013年12月1日から2013年12月23日(調査実施はイベント開催日に準ずる)(2)2013年11月5日から2013年12月26日
■回答方法 就職希望企業を最大5社選択
■回答総数 8,561名
■有効回答 8,291名

ウエイトバック処理の概要

回答学生の所属する学校所在地で、北海道・東北・関東・甲信越(以下「東日本」)、東海・北陸(以下「中日本」)、関西・中四国・九州(以下「西日本」)の3地区に区分。さらに文系男子、理系男子、文系女子、理系女子に4分割し合計12区分を設定した。

文部科学省統計情報より男女文理別の大学学生数を推計し、ウエイトバック処理の母数とした。これに回答数を対比させウエイトバック値を算出。母数に対し回答率が最も高かったのは[中日本/文系/女子]であった。

[ウエイトバック値の算出例]

計算数値の簡素化のため、単純ウエイトバック値が最小となった[中日本/文系/女子]を基準に比例値を求め、これを本調査のウエイト値とした。

[中日本/文系/女子]→1.00 [東日本/理系/男子] →1.87 [西日本/文系/男子]→2.17

企業ごとにウエイトバック処理後の延べ得票数を算出し、ランキング1位を100ポイントとした相対値によって2位以下のポイントを算出した。

※同ポイントでの順位表記順は、小数点第3位以降のポイント数に準拠。

◆躍進を見せたサービス業界。現在の業績よりも今後の可能性に期待か。

今年のランキングはサービス業界が躍進を見せた。
サービス業界は前年ではトップ100に11社がランクインしていたが、今年は14社に。特に旅行会社の上昇が目立つ。

2年ぶりに首位に返り咲いたJTBグループを筆頭に、9位H.I.S.(前年17位)、24位近畿日本ツーリスト(同91位)、56位日本旅行(同99位)、94位阪急交通社(同182位)と大きく順位を上げている。

2位に躍り出たのはオリエンタルランドで、こちらも前年6位からランクアップしている。同業態のユー・エス・ジェイも200位ではあるものの、前年の320位から大幅に順位を伸ばし、東西の大型レジャー施設運営会社がトップ200にランクインした。

ほか、ブライダルサービスが主体のPlan・Do・See、ワタベウェディング、高見(TAKAMI BRIDAL)、ホテル運営の帝国ホテル、プリンスホテルも大幅に順位を上げている。
2013年は政府主導の金融緩和や財政政策が奏功し、経済環境の改善が見られた年だ。

一方でランキングに名を連ねたサービス業の企業は業績好調なところばかりではなく、赤字を計上している企業もある。
前年のランキングでは業績が堅調だった企業が上位を占める傾向にあったが、今年は状況が異なる。

円安基調が続く中、予測されるのは海外からの旅行者流入の増加だ。現状は経営不振でも今後業績を好転させる余地が多分にある。
また2020年の開催が決定した東京五輪。その招致プレゼンテーションで一躍脚光を浴び流行語大賞も受賞した「お・も・て・な・し」はまさにこれらのサービス業界を象徴する精神と言えよう。

五輪開催に伴う事業拡大や入社後に活躍できるフィールドの幅も拡大が予想される。そうした期待感がサービス業界のランクを押し上げた要因と言えるだろう。

◆運輸業にも人気が集中。一方、総合商社、金融業界はランクダウンが目立つ。

3位に入ったANA(全日本空輸)を筆頭に運輸業も多くの企業が順位を上げた。
V字回復で再上場を果たしたJAL(日本航空)、エキナカビジネスの拡大やSuica利用者を順調に伸ばすJR東日本(東日本旅客鉄道)など9社がトップ100に入った。
前述したとおり余暇を楽しむ産業が軒並み順位を上げる中、そうした企業と大きく関わる航空会社や鉄道会社にも人気が集中した。

逆にランクダウンが目立ったのは、銀行、保険など金融業や総合商社だ。
金融業は前年と同様16社がトップ100入りを果たしたが、このうち11社がランクダウンと前年の勢いはない。総合商社もノミネート企業7社中6社がランクダウンした。
金融業や総合商社は堅調に業績を伸ばしているが、必ずしもランキング結果とはリンクしていない。

前年のランキングでは海外での幅広い事業展開で業績を堅持した総合商社が大躍進を見せた。まだまだ不況化にあった2012年の日本においては就職先として「業績」を多分に意識する必要があった。
しかし景気回復とともに学生の気持ちにも余裕が生まれ、今年のランキングからは業績以上に身近なビジネスかどうかを重視する学生の就職意識が垣間見える。

<本調査に関する問い合わせ先>  株式会社学情 企画部
〒105-6009 東京都港区港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー9F TEL:03-5777-2931(代)

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